顎関節症

顎関節症とは

顎関節症は、実は私たちの生活にとても身近な症状です。厚生労働省の調査によると、日本人の約2人に1人が何らかの顎の症状を経験したことがあるとされています。しかし、多くの方が「よくあることだから」「そのうち治るだろう」と考えて、適切な対処を先延ばしにしてしまうのが現実です。

朝の歯磨きで口を大きく開けたときの違和感、ランチでサンドイッチを食べる際の顎の疲れ、夜中に無意識に行う歯ぎしりなど、日常の何気ない場面で現れる症状は、実は顎関節症のサインかもしれません。「たまたま今日だけ」「ストレスのせいかな」と思いながら過ごしているうちに、症状は徐々に慢性化していきます。

特に現代社会では、パソコンやスマートフォンの使用により首や肩の姿勢が悪くなりがちで、これが顎関節症の発症や悪化に影響を与えています。また、仕事や人間関係のストレスによる食いしばりも、顎関節症を引き起こす大きな要因となっています。

顎関節症が軽視されやすいのは、命に関わる病気ではないためです。しかし、放置すると食事が楽しめなくなったり、人との会話に消極的になったりと、生活の質に大きな影響を与えます。仕事の集中力低下、家族との食事時間の苦痛、友人との外食を避けるようになるなど、間接的な損失は計り知れません。

首の痛みのお悩みでしてら、ご相談ください。

顎関節症を放置すると、症状は段階的に悪化し、日常生活への影響も深刻になっていきます。最初は軽い音や違和感だったものが、やがて慢性的な痛みに変わり、口の開閉に制限が生じるようになります。

症状の慢性化により、食事の際に大きく口を開けることができなくなり、好きな食べ物を楽しめなくなる方も少なくありません。また、顎の不調は頭痛や肩こり、首の痛みなど、全身の症状につながることも多く、生活全体の質が低下してしまいます。

さらに深刻なのは、心理面への影響です。人前で口を開けることに抵抗を感じたり、笑顔に自信が持てなくなったりすることで、社交性が減退し、人間関係にも支障をきたすケースがあります。仕事のプレゼンテーションや会議での発言にも消極的になり、キャリアにまで影響を与える可能性があります。

当院には顎関節症でお悩みの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、顎関節症はいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

顎関節症の原因として次のものが挙げられます。

顎関節症の原因は一つではなく、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

そのため原因を正確に突き止めることが、根本的な改善への第一歩です。

当院では、丁寧なカウンセリングと検査で、一人ひとり異なる原因を徹底的に追及し、最適な施術プランをご提案しています。顎関節症でお悩みでしたら当院にお任せください。

病院とはここが違います

顎関節症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な緩和に効果的ですが、副作用のリスクもあり根本的な解決とはなりません。

マウスピースやスプリント

装着している間は保護されますが、根本原因へのアプローチが不十分な場合があります。

注射療法

根本的な原因の解決にはならず、効果が切れると症状が再発することが多くあります。

顎関節症を改善するために

顎関節症を根本から改善するためには、まず自分の身体を見直し、原因をしっかり把握することが大切です。その上で、一人ひとりの状態やライフスタイルに合わせたアプローチが必要です。

当院では、顎関節症の原因を見つけ出し、鍼灸や整体により根本改善を目指します。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないよう、検査から施術まで院長がすべて行うようにしています。変化を見逃さない一貫性の施術が効果を高めます。

薬や注射に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

顎関節症のQ＆A

顎関節症は自然に治りますか？

軽度の症状であれば、適切な生活習慣の改善により自然に軽快することもあります。しかし、根本的な原因が解決されないまま放置すると、多くの場合症状は慢性化し、かえって改善が困難になります。早期の適切な対処が重要です。

顎関節症の人がやってはいけないことは？

硬い食べ物を無理に噛む、頬杖をつく、うつ伏せで寝る、片側だけで噛む、歯を食いしばるなどの習慣は症状を悪化させる可能性があります。また、大きなあくびや口を無理に大きく開ける動作も避けた方が良いでしょう。

顎関節症と肩こりは関係がありますか？

はい、関係があります。顎関節周辺の筋肉は首や肩の筋肉とつながっているため、顎関節症により肩こりや首の痛み、頭痛が引き起こされることがよくあります。逆に、肩こりが原因で顎関節症が発症することもあります

ストレスと顎関節症は関係がありますか？

非常に関係があります。ストレスにより無意識に歯を食いしばったり、筋肉が緊張したりすることで顎関節症が発症・悪化します。ストレス管理とともに、身体的なアプローチを行うことで、より効果的な改善が期待できます。

食事で気をつけることはありますか？

硬い食べ物や大きく口を開ける必要がある食べ物は避け、小さく切って食べるようにしましょう。両側でバランスよく噛み、ゆっくりと食事をすることが大切です。また、カフェインの摂取を控えることで筋肉の緊張を和らげる効果も期待できます。

顎関節症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

根本から治す当院の施術は顎関節症と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

顎関節症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。